2013年10月15日

叩けばホコリの出る日(観察日10/14)

いつもの公園。
先週から一転、カラカラに乾いている。

下草の生えているあたりだけがかろうじて湿り気を保っているので、そんな雰囲気のところを重点的に見ると、ぽつらぽつらと出ている。
イグチの仲間やテングタケの仲間がまだ出ている。黄色のHygrocybeの仲間も結構あちこちに見られた。

それからそれから初遭遇!
きましたーっっ。オニフスベ!!
直径は最大でも20〜25cmくらいで小さめ。先週からの湿り気が続いていれば、もっと大きくなっていたのかな。幼菌で中身が白いのは1,2個で、あとは全部茶色のスポンジ状でした。

20131015-1.jpg
無造作にゴロンゴロン転がってる。
持ち上げるとものすごく軽い。オニフスベは足がなく丸いので、地面からとれて転がりながら崩壊しつつ胞子をまき散らす。納得。

20131015-2.jpg
触ると胞子がホコリのように舞い上がる。劣化して粉状になりかけた、やわらかく密なスポンジをちぎっている感触。


20131015-3.jpg
辺りにはノウタケが一面に出ていた。
見渡すかぎりぐるっとの範囲で、軽く200本以上はあると思う。
いつも見る茶色のタイプではなく、白くてツルッとしていてまんまるに見える。
でもノウタケなので足がある。このタイプは初めて見た。

園内の別の場所には普通の茶色タイプが出ていたのに、オニフスベのあった一帯だけは白くてまんまるタイプだけしかなかった。
家来?(笑)
不思議だなぁ。

posted by kinoko-mono at 07:55| 菌探訪