「マトからみたきのこたち展」 開催中です。
例によって会場の様子を駆け足でご紹介します。
まずはお店の看板と遠景。
お店の正面。ガラス越しにもなにやらワクワクするような色彩が見える。
1階はマトリョーシカや木の小物の販売をしています。
今回の展示に合わせ、扉を開けたすぐ正面にきのこ商品が並んでいます。
ロシアの絵葉書や切手や図鑑はレアもの。欲しい・・・。
決して広くない店内には各種様々なマトリョーシカや木の小物がぎっしり!
この詰まり具合!ここで目を奪われたが最後、展示会場には永遠にたどり着けない!?
遊びにきてくださった生物アート仲間のUMEさんがその足止めっぷりを的確に文章にして下さいましたので、興味がある方は
こちらのブログ記事をご覧ください。
企画展の会場は地下のギャラリースペースです。
1階で日が暮れるまで過ごしたい誘惑に耐え、地下へ降りる階段へ向かいます。
ちょっと急な螺旋階段をぐるぐると降りてゆくと、かわいい男の子と女の子がお出迎え。
螺旋階段の壁にはきのここけしポストカードが貼ってあるので、目を奪われて足を踏み外さないようお気を付け下さい。
まずはロシアで見られるきのこについて。
大作晃一さんの写真が大アップ解説付きで展示されています。
綺麗です。ヤマドリタケがすごくおいしそうに見えます。
見事なヤマドリタケモドキの乾燥標本。
中央テーブルには日本のきのこ狩りに関する資料が展示されています。
レトロな雰囲気が漂います。
そして今回の展示のパンフレットも販売しています。
会場に来れない方もこれがあれば展示の内容が分かるようになっています。
資料としても内容濃いです。
テーブルの後ろに見える格子状の棚の展示は、「商業こけし」といわれる日本のこけし。
擬人化した野菜や果物、きのこなどがあったそうですが、その中でもきのこモチーフのものだけを展示しています。高度成長期に全国各地の観光地でお土産品として売られていたそうですが、今ではもう見ることはできない貴重な品々です。
ご覧になったお客様の中には”懐かしい”とおっしゃる方も。
きのこが描かれたマトリョーシカの数々。
マトリョーシカの歴史はまだ120年ほどと、案外新しいのです。
日本の七福神の入れ子人形が起源になっているという説が有力とのこと。
今回はその入れ子人形も展示されています。
画家の
片山周子さんの原画と、今回初披露のきのこマトリョーシカと木の小物。
彼女は千葉菌類談話会の会報の表紙を描かれている方です。
私個人としては、なかなか珍しい黒背景の細密なきのこ絵がお気に入り。
そして順路?の最後には、いつもと変わり映えのしない私のブース。
最後に立ち寄るお土産屋さんか、はたまたミュージアムショップか。
今回は落ち着いた室内でスペースをいただけたので、ほぼフルラインナップ持ってきています。
関東地域でのイベントの中では一番の品揃えだと思います。
焼き絵の技法を使った新作キューブ。なんとか制作が間に合いました。
他の品物はお買い上げ後そのままお持ち帰りいただけますが、この作品だけ展示会終了後の発送です。
会期前半が終わった現在、カラー3個、モノクロ1個が売約済みです。
こちらも新作の木枠ペンダント。
昨年のつくばきのこ展で私が試作を首から下げていたのを、覚えてらっしゃる方もいるかもしれません。やっと完成しました。ヒモは合成皮革なのでクロムは含まれていません。金属アレルギーの方でも安心して身に着けられて、なおかつ金属の質感も楽しめます。
明日(2/14土曜)は吹春先生と写真家の大作さんの講演会があります。
14:00〜15:30の間は展示会場に入れなくなりますので、ご来場予定の方はご注意ください。
posted by kinoko-mono at 22:22|
イベントレポート