市街地の地衣類ガイドが出ました。
イモハンや冬虫夏草ハンドブックなどでおなじみのハンドブックシリーズです。
「街なかの地衣類ハンドブック」
大村嘉人著 文一総合出版
そんな山奥なんてほいほい行けないよー!という私や貴方のために、都市部で身近に見られる種に絞ったハンドブック。初心者が分かりやすいように色で分けた検索表付き。
このハンドブックを使用して、ツイッター上で「地衣類GO」なるものが行われています。
仕掛け人はハンドブックの著者、大村嘉人氏。
地衣類GO
「街なかの地衣類ハンドブック」の58種をゲットして自己満足するという自然観察。
「ロウソクゴケ ゲット!」のようにツイートし、
生態写真(+ハンドブックの該当ページ)、
拡大写真、
発見場所と基物、
ハッシュタグ #地衣類GO をつけて投稿。
必要な物は
・街なかの地衣類ハンドブック
・ルーぺ
・スマホ
ツイッターはパソコンからでも閲覧・投稿できるので、スマホがない方でもデジカメとパソコンがあれば参加できます。
ただ手軽さ身軽さでいえば、上記セットがベスト!
運が良ければ大村先生から直接コメントをもらうことができます。
(同定依頼はできません)
kinoko-mono投稿例1
ヒメジョウゴゴケ
駐車場のアスファルト(の隙間?) #地衣類GO
kinoko-mono投稿例2
ツブダイダイゴケとコウロコダイダイゴケ
ブロック塀 #地衣類GO
ルーペの倍率は可能であれば10倍以上あると良いです。
kinoko-monoはきのこ撮影にも使用しているこの3枚セットルーペを使用。
最大倍率12倍。
(写真の物は1500円程度で、ネットなどでも販売しています)
コイツをスマホカメラのレンズに押し当てて撮影すると、下手なコンデジよりうまく撮ることができます。
大村先生のツイッターアカウントでは、百均ルーペやクリップ式スマホ用拡大レンズなども推奨していましたので、手持ちのルーペが無ければそういった品でとりあえず試してみると良いと思います。
通勤や散歩の途中に、仕事の合間に、きのこ見るついでに、家の玄関先でもできちゃう。
一番の難関は・・・・通行人の目(笑)
人通りの多いあの歩道の街路樹に張り付いてルーペ観察と撮影(くらいならまだいい)、人の家の壁やら塀やらにへばりついたりしゃがみこんだりして撮影、道脇のコンクリートに這いつくばって観察・・・わぁぁぁ、完全に不審者じゃん!
ちなみに勇気がなくてまだ列記した1番目と3番目しかやってません。
良い観察場所を探すことも必要かもしれません。遠い目。
きのこと違っていつでもその場所にあるので、今日がだめなら一ヶ月後でも大丈夫。
冬はきのこ閑散期。天気の良い暖かい日にでもゆる〜りといかがでしょうか。
posted by kinoko-mono at 19:35|
菌探訪