2018年04月19日

茨城県自然博物館に行ってきました

茨城県自然博物館に初めて行きました。
お目当ては開催中の企画展「変形菌」なのですが・・・。
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博物館入り口。
奇跡的に人のいない写真ですけど、実は雨の日曜にも関わらず駐車場は満車の、大型バスも来てて人混みにびっくり。
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展示室につながるホール内にはメタセコイヤと恐竜がどーん。大迫力。
背景はガラスの向こうに館外の森が広がっていて、見せ方がうまい!
館内は多くの家族連れで大混雑。
押したくなるボタンや楽しい仕掛けがいっぱいの展示にお子さん大興奮。大きな水槽や動く恐竜など、随所に楽しませる工夫の凝らされた展示は大人も釘付け。なるほど納得のにぎわいです。
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各展示室は立体的な構造でつながれていてまるで迷路のよう。
そこまで広くはないと思うのですが、三次元的に凝縮されている感じです。
どうしよう、常設展が楽しすぎて全然進めない・・・。
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とか言ってるそばから展示できのこ探し。きのこバカ。
これがまた良くできていて。
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案内板があるんですけど、うーん、クロハツの左後ろあたりに見えるハナオチバタケっぽいの、書いてないぞ・・・。
とかやってると本気で時間が無くなってきました、急げー!

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そうそう、これがお目当てです。
巨大ジクホコリさんたちが出迎えてくれます。
入るとカラフルな子実体写真にまず足が止まり、振り返ると変形菌の動く様子を早回しにした動画に見入ってしまいました。
巨大迷路では黄色いポンチョを着てお子さんたちが走り回ったり、かぶりもので子実体なりきり写真が撮れたり、やはり随所にお子さんを飽きさせない工夫がされています。
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生きたイタモジホコリの変形体が元気に活動中。
顕微鏡で原形質流動の様子を観たり、実体鏡で子実体を観察したりもできます。
変形菌にまつわるざっとひとまわり、難しくなりすぎない範囲で紹介してくれています。
はじめて変形菌という生き物を知る方も、それなりに知っている方もそれぞれ楽しめる内容で良かったです!

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館外には森や広場や遊具施設などもあり、結構な広さ。
博物館裏に広がる菅生沼(すがおぬま)はまるで高地の湿原にいるような景色で、ここが茨城だってことを忘れます。オススメです。
どちらも入館料を払って博物館内から行くようになっていますのでご注意を。

車でないとアクセスが悪いのがネックですが、家族で一日遊び倒すにはもってこい。
お子さん連れが圧倒的に多かったので、静かに楽しみたい方は平日の方が良いのかもしれません。
私もダンナくんも子供に返っちゃってましたが・・・汗。

※変形菌展は6月10日までです。

posted by kinoko-mono at 06:03| 菌探訪

2018年04月14日

木枠ブローチ

新しい木枠のシリーズができました。
以前から作りたかったブローチです。
中身はこれから色々増やして行きたいと思いますが、とりあえずいつものコたちで。

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左上、キイボカサタケとアマガエル
中左から、アミガサタケ、タマゴタケ、アミガサタケ
下左から、アミガサタケ、ベニテングタケ

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布につけると針はかくれて見えなくなります。
大きさは直径3.5センチ前後。
金具があるので、金属アレルギーがある方には向きません。
切り出した木枠の材質や雰囲気に合わせてきのこを配置したり絵柄を入れたりします。ひとつひとつ表情の違う一品物です。絵柄はいつものやり方、ウッドバーニングで線を焼入れてからアクリル絵具で着彩しています。
価格帯は8000〜15000円あたり。

桜舞い散る春の情景をバックにしたアミガサタケをずっと作りたかったので、一番のお気に入りです。お花見シーズンは終わってしまいましたが、春のお出かけに連れ出して欲しい一品です。
絵柄入りブローチは仕上げに透明ニスをかけてあります。

単色のブローチは落ち着いた雰囲気なので季節を問わず活用できそうです。
白木仕上げ(ニス等でコーティングしていない)なので、木の部分は柔らかい布で磨くとより光ります!

※木を使った品なので、汚れたり濡れたりした際はやわらかい布でふき、水気をよくとり、高温多湿の環境に長期間置かないようお気をつけ下さい。カビやシミの原因となります。


posted by kinoko-mono at 15:49| 作品紹介